かむらさんち夫婦で行ってきたキャンプ場の紹介をしたいと思います。
今回紹介する場所は、和歌山県古座川町にある一枚岩自然公園キャンプ場です。
この記事では、このキャンプ場への行き方、施設紹介、気をつけるポイントをお伝えしたいと思います。
実際行ってみての感想は、一枚岩自然公園キャンプ場の河原サイトはお隣さんと距離を開けることができるので、自分たちだけの空間を作ることが出来て最高に快適でした。それと、施設のトイレがすごくきれいで、女性の方も快適に使用できると思います。
初心者キャンパーである私達夫婦がとても気に入った場所なので、少しでもこのキャンプ場の魅力をご紹介できればと思っています。
キャンプ場の場所と行き方
場所は、和歌山県のほぼ最南の場所
一枚岩自然公園キャンプ場は、和歌山県のかなり南の方にある古座川町にあります。
和歌山のキャンプ場の中でも、気軽に行けるキャンプ場ではないかもしれません。
行くときは、一度白浜で高速道路を降りて、とれとれ市場でお昼ごはんを食べてから行くのもいいかもしれません。
私達が行ったときは、とれとれ市場は人が多くて残念ながら行くことが出来ませんでした。
キャンプ場への行き方(車)
私達は、車でキャンプ場へ行きました。
グーグルマップによると、和歌山市から車で2時間程度かかります。
ここで注意点が一つ。
上記のように、グーグルマップでまず案内されるルートで行くことは、おすすめしません。
県道39号線を通らず、一旦串本町まで出て、国道371号でキャンプ場へ向かうほうが、行きやすいです。
県道39号線の方は、かなり道幅が狭くて車の対向が出来ない区間が多くあります。実際私たちはこの道を通っていきましたが、地元のトラックなども通るため、苦労しました。
国道371号線をとおるルートだと遠回りになりますが、20分程度時間が追加されるだけなので、断然串本町まで出るほうが道が広く、走りやすい道なのでオススメです。
施設について
古座川と一枚岩
キャンプ場は、古座川に隣接する位置にあり、目の前には大きな一枚岩がドンとあり、他のキャンプ場とは一味違う風景が広がっています。
一枚岩は、日本の地質百選に和歌山県内で唯一選ばれているそうで、キャンプ場のどこからでも写真映えする存在感があります。
受付は道の駅
キャンプ場の受付は、道の駅「一枚岩」の中で出来ます。
物産品などのレジと同じ場所で受付が行われますので、買い物をしている方がいれば、少しの間お待ちいただいて、ワクワク感を高めて受付に望んでください。
そこで、店員さんからキャンプ場の注意事項とゴミ袋、水道の蛇口の鍵などを受け取ってください。
親切な店員さんだったので、気になる点があれば、道の駅が空いている時間(17時だったかな)は対応してくれるので、安心です。
サイトは2種類
サイトの種類は、「区画サイト」と「河原サイト(フリーサイト)」があります。
私達がおすすめするのは、「河原サイト」です。
行ってみて分かったことが、ほとんどの家族キャンパーは、「区画サイト」を利用するため、ほぼ周りに誰もいない状態でキャンプが出来ます。
実際私達が行ったときも、区画サイトは全区画埋まっていましたが、河原サイトは私達夫婦とソロキャンパーの方の2組だけでした。
河原サイトは、かなり広いので、各々声が聞こえないぐらい離れた距離で設営出来ます。
気持ち的にはもはや貸し切りでした。
そのため、ゆっくりキャンプを楽しみたい方は、「河原サイト」へ挑戦してみてください。
洗い物はあまり出来ない
洗い物は、持ち帰って洗うほうがいいと思います。
というのも、炊事場と言う名の公園の手洗い場程度の場所があるだけなので、水くみメインで、野菜などの簡単な洗い物がオススメです。
ガッツリ洗うことも出来なくはないんですが、排水溝が詰まるとだめなので、ご飯粒など流れないように工夫が必要だと思います。
炊事場は複数箇所設けられていますが、どれも区画サイトから近い場所なので、夜遅くは利用しないようにしたほうが、他のキャンパーに迷惑がかからなくていいですね。
ちなみに、私達夫婦は、じゃがいもを洗いに行っただけで、食器や調理器具はすべて持ち帰ってから洗いました。
お風呂やシャワーはない
お風呂やコインシャワーなどの施設はありません。
ただ、「南紀月の瀬温泉ぼたん荘」が車で10分程度行ったところにあるので、お風呂に入りたい方はそちらに行ってみるのもありだと思います。
ちなみに私達は、キャンプ中はお風呂を諦め、帰りとれとれ市場の敷地内にある「とれとれの湯」に寄って、さっぱりしてから帰路につきました。
ゴミの分別について
最終気になるゴミの回収についてですが、ほとんどのゴミを回収してくれると思います。
燃えるゴミ、燃えないごみ(プラスチックなど)、アルミ缶、スチール缶、ガス管、灰など、ほとんどのものを回収してくれました。
ただ、受付でもらえる袋の種類は、燃えるゴミと燃えないゴミ1枚ずつだったと思います。
なので、分別用にビニール袋を多めに持っていくほうがいいかもしれません。
気をつけるポイント
付近にスーパーやコンビニがない
場所が、山の中!っていう場所なので、近くにお店がありません。
あるとすれば、道の駅のジビエか、自販機程度です。
最寄りのスーパーまでは、12km。
本格的な買い物は、串本町のスーパーに行く必要があるため、キャンプ場へ行く前に買い忘れの無いように気をつけましょう。
河原サイトはコット必須
受付で、最低マットがないと河原サイトでは寝れないと言われました。(受付でマットの貸出はあるそうです。)
おすすめと言っていた「河原サイト」ですが、かなり大きめの石がゴツゴツと転がっているため、寝袋だけではとても寝られません。
正直マットでも厳しいと思います。
たまたま二人共コットを持って行ってたので、快適に寝られました。
絶対にコットを持っていった方がいいと思います。
ペグが使えないかも
区画サイトの地面はコンクリートのため、ペグが刺さりません。
施設の方がいくつか土のうを準備してくれているので、それを使ってタープやテントを設営することが出来ます。
ただ、土のうも数に限りがあるので、足らずは河原の石を持ってきて重し代わりにする必要があります。
また、河原サイトについても、地面が大きな石だらけなので、ペグを挿せたとしてもすぐぬけてしまいます。
石を重し代わりにして設営する必要があるので、ロープワークで石に直接ガイロープを結ぶか、袋などに石を入れるなどペグの代用案が必要になります。
夫婦が気に入ったポイント
トイレがきれい
施設のレビューでも、多数の方が言っている通り、トイレがきれいでした。
トイレが新しいからきれいという訳ではなく、こまめに掃除されていてきれいと言う感じでした。
個室トイレは、洋式トイレで、温水洗浄便座なので、シートも暖かく、ウォシュレット付きなところも嬉しかったです。
管理人の方が見回りをしてくれる
防犯や施設の不正防止のため、2時間置きぐらいの感覚で管理人の方が、サイトの見回りをしてくれるので、気持ち的に安心して利用することが出来ました。
キャンプ利用者、特に河原サイトを利用する場合、目印の旗(受付の際にくれる)をサイト内に立てておくことで、区別するそうです。
夜も22時(消灯時間)頃まで、見回りしてくれるので、まわりのグループがうるさくて寝られないなどの心配も無用です。
河原サイトはほぼ貸し切り
多くの利用者が区画サイトを選ぶため、河原サイトはほぼ貸し切りで利用できました。
河原サイトを利用しようと思うと、コットなどの装備も必要になるので、家族キャンパーや初心者キャンパーには少し難しいのかもしれません。
フリーサイトのため、自由気ままに設営ができるので、ある程度装備がある方は、断然河原サイトがオススメです。
まとめ
今回初めて利用した一枚岩自然公園キャンプ場ですが、かむらさんち的には、また行ってみたいキャンプ場だなと思いました。
トイレがキレイで気持ちよく使えるし、管理人の方も親切、河原サイト(フリーサイト)は自由気ままな設営ができるので、私たちは大満足でした。
和歌山県の南の方に位置しているため、少し行くのに時間がかかると思いますが、行って後悔はないと思いますので、是非一度行ってみてください。
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