冬用寝袋を買ってみたら、家の布団より暖かかった

〜外出編〜

冬キャンプデビューを目指している人が
最初につまずくポイントが、
寝袋(シュラフ)を購入することだと思います。

家の中でもそうですが、
寒いと寝れません

どの寝袋を選べば、寒くないのか
ダウンが良いのか、化学繊維が良いのか。
価格は高いのか、安いものでも大丈夫なのか。

私達夫婦が購入した寝袋を紹介しつつ、
寝袋を選ぶポイントを説明したいと思います。

最近購入した 冬用寝袋

みなさんの冬キャンプデビューの一助になれれば幸いです。

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購入した冬用寝袋

かむらさん家が夫婦そろって購入した寝袋が、
Bears Rockの寝袋 FX-402です。

冬キャンプで使用してみましたが、
低価格にもかかわらず、快適な眠りを得ることが出来ました

冬用寝袋を選ぶ時に気にしたポイント(かむらさん家の場合)
  • 形は、ミノムシ(マミー)型
  • 限界温度(使用可能温度域)は−15度
  • 車移動だから化学繊維でOK
  • 洗濯可能
  • 価格は1万円以下

これから紹介する寝袋は、上のポイントを全て満たしています。
なぜそのポイントを重視したのか
説明していきます。

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選んだ理由

導入でも説明しましたが、
かむらさん家が
冬用寝袋を購入する時に気をつけたポイントが、
5つあるので1つずつ説明していきます。

【形はミノムシ(マミー)型】

封筒型よりもミノムシ型のほうが、
開口部が小さく寝袋の中の温まった空気が外に出にくいため、
夜中に背中が寒くて目が覚めるなどが起こりづらく
快適な眠りでスッキリと朝を迎えられます

冬場だと、
普段家の中で、布団で寝ているときも、
寝返りの際に背中に冷気が入ってきて、寒くて目が覚めるということがあると思います。

肩の部分を更に絞る事ができて、さらに温かい空気を外に出さないようになっている

正直テントの中は、家より寒いです。
ただ、
ミノムシ型だと冷気が入ってくることはないため、
夜中に眠りを阻害されることが少ないです

【限界温度(使用可能温度)は−15度】

寝袋の表示でよく−15度や−25度書かれています。

左の表示のこと

実は、よく確認しないと−15度や−25度まで
快適に使えるというわけでは無いことがあります。
それは表示されている温度が、
限界温度(使用可能温度)を指す場合があるからです。。

限界温度は、ざっくり説明すると
かなり厚着をすればなんとかこの温度まで使えると思うよ!
という温度です。

そのため、購入する際には、
この限界温度+10〜15度ぐらいが快適温度です。
快適温度であれば、普段どおりの服装で、
快適に睡眠することが出来ます。

もこもこ厚着で寝ると、寝汗をかき、
その汗がさらなる冷えの原因になる場合があるので、
できるだけ、薄着で寝られるように
この快適温度は十分注意して購入する必要があります。

かむらさん家の場合、
最低気温0度ぐらいのキャンプをしたいなと思っていたので、
限界温度ー15度ぐらいのこの寝袋が丁度よく
快適に寝ることが出来ました。

寝袋を脱ぐときは、地獄のように感じました。
寒すぎ。。。

【車移動だから化学繊維でOK】

ネットで冬用寝袋を調べると、
「化学繊維よりダウンがいい!」
という情報が多い気がします。
理由を見ていくと、
コンパクトに収納できるというポイントが大きいです。

ただ、個人的には、化学繊維で十分だと思っています。
化学繊維は、
ダウン製の寝袋よりもかさばってしまうデメリットはありますが、
私達のキャンプは、基本車移動なので、
それは気にするポイントでは無かったからです。

【洗濯可能】

寝袋でも洗濯がしやすいほうが、気軽に使えるので好きです。

特に冬キャンプの場合、
寝る時以外も寒いので寝袋を使うシチュエーションがあります
日中、寒くて下半身だけ寝袋に入ってみるなど。
その時、お菓子をこぼした、
飲みのもをこぼしたということもあるので、
断然洗濯可能なものの方が、最初の1つには適していると思います。

【価格は1万円以下】

単純に、最初の1つの寝袋に数万円もする寝袋を買う勇気
私達夫婦にはありませんでした

基本、何事も始めるときには、
小さく始めるほうが良いと思っているので、
最初はなるべく価格帯は抑えつつ、
機能性(冬用寝袋であれば、上の4つ)があるものを探した結果、
今回この寝袋を購入するに至りました。

使ってみての感想

実際、外気温の最低気温が0度の時に
テントで使用してみましたが、
普通に快適に使用できました
寝袋の中にブランケットや湯たんぽ、カイロなどを入れる必要もなく、
朝までぐっすりでした。

むしろ、
普段家で寝ている時よりも
隙間からの冷気が入ってこない分、布団より優秀と思いました。

また、寝袋の大きさ的に、
174cmの旦那(痩せ型)でもほどよくゆったり使うことが出来、
寝返りも問題無かったです。

初心者の初めての冬キャンプ用の寝袋の選択肢としては、
かなり良いと思います。

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寝袋を選ぶポイント

かむらさん家が寝袋を選んだ時のポイントを説明しましたが、
一般的によく議論される寝袋を選ぶポイント
簡単にまとめてみます。

寝袋の種類

中綿の種類は、ダウン化学繊維どちらを選ぶべきなのか。

【ダウン】

メリット・・・コンパクトに収納できる。保温性が化学繊維よりも優れている。

デメリット・・・価格が化繊の倍以上する。家で洗濯が難しい。

【化学繊維】

メリット・・・お手頃価格。洗濯可能。

デメリット・・・かさばる。ダウンよりも保温性が低い

基本的には、上記のようなメリット・デメリットをよく目にします。

ただ、初心者の方にオススメなのは、
やはり化学繊維です。

化学繊維のデメリットの「かさばる」も
車移動であれば、問題ありません
「保温性」に関しても、
適切な寝袋を選べば、全く問題ありません。
ただ、バイクや登山などの場合、大きさが重要になるので、ダウン必須です。

ちなみに、
ダウンでも比較的低価格で性能が良いものがあるので、
ダウンの寝袋がほしいという方は探してみてください。

Soomloom 寝袋 マミー型 シュラフ 耐寒温度-10℃ 高級ダウン 650FP

寝袋の形

封筒型マミー型どちらを選ぶのか。

封筒型のメリット・・・布団に近い感覚で寝られる。日中、ひざ掛けのように使える。

マミー型のメリット・・・密閉度が高く、温まった空気が逃げず、冷気も入ってこない。

個人的には、冬用寝袋を買うのであれば、マミー型一択です。
夜、肩が冷えない
これだけで快眠に繋がります。

快適温度

有名なアウトドアメーカーのコールマン
キャンプ道具の選び方によると、
「寝袋は、キャンプ予定地の最低気温からー5度低く見積もるぐらいが安心」
とのことです。
おそらく、これは快適温度がその範囲内のほうが安心ということだと思います。
(コールマンのオンラインストアの寝袋の説明欄に快適温度のみ書かれているため)

最低気温が0度であれば、
快適温度が−5度以下のものを選ぶべきということですね。

合わせて、
一般的に男性よりも女性の方が寒さに敏感らしいです。
カップルや夫婦で冬キャンプに行く場合は、
もう少し余裕を見て
最低気温から−10度低い気温でも使えるものを選ぶ方が良いかもしれません。

一緒に欲しいアイテム

マット

有名漫画「ゆるキャン」でも言ってましたが、
テントで寝るとき寝袋だけだと、
底冷えがすごくて、絶対安眠できません

どんな種類でもいいので、
マットは必要だと思います。
ホームセンターでも売っている
銀マットでも、無いよりマシです!

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ブランケット

万が一寒いとき、
寝袋の中に入れると段違いに温かいです。
日中ひざ掛けとしても使えるので、
持っていくに越したこと無いと思います。
ちなみに、私達が持っていくブランケットは、しまむら産です。

湯たんぽ

かむらさん家はまだ未導入のアイテムです。
カイロで代用する場合も同様ですが、
低温やけどのおそれがありますので、必ずタオルなどで巻いて使用してください。
また、湯たんぽ専用のアイテムというより、
日中は水筒として使える耐熱の容器がよく使われるみたいです。

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まとめ

冬キャンプデビューに向けて、冬用寝袋を購入するのであれば、

ミノムシ(マミー)型を選び、

お財布に優しい化学繊維で、

限界温度、快適温度が自分の行きたいキャンプ場の最低気温に適しているものを選べば、

安眠ができ、快適なキャンプになると思います。

ぜひ、キャンプで癒やされてきてください。

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