欲しいものリストNo.14「みんなで楽しめるボードゲームを500種類購入し、遊んだ」のNo.2を紹介します。
このブログでは、ボードゲームの遊び方というよりも、旅行先に持っていけるのか、屋外でも遊べるのか、ボードゲーム好きでない人でも楽しめるのか等、独自の視点で実際遊んでみての率直な感想などを書いていこうと思います。
今回紹介するゲームは、「コヨーテ」です。
感想は、子供と大人が混ざってプレイしてもみんなが笑顔で楽しめるゲーム。(インディアンになった気分で、特にキャンプの夜に焚火を囲んでやると雰囲気も出て最高。)
ゲームの基本情報
ゲームの基本情報 | |
ゲーム名 | コヨーテ |
ゲームデザイナー | Spartaco Albertarelli |
対象年齢 | 10歳以上 |
プレイ人数 | 2~10人 |
プレイ時間 | 15分~30分 |
お値段 | 2,000円程度 |
入手難易度 | 比較的購入しやすい (アマゾン、楽天などでも見つかる) |
かむらさん家の考察ポイント
室内で遊ぶ | 〇 | 机も必要ないので、場所を選ばず遊べる。 |
旅行先に持って行って遊ぶ | 〇 | このセットだけあれば遊べるので、持ち運びも抜群。大人数のほうが面白いゲームなので、社員旅行などで活躍するかも。 |
キャンプ(屋外)で遊ぶ | ◎ | 机が必要ないのが屋外では最高の評価ポイント。相手の表情などを観察する必要があるので、照明などの光の準備は忘れずに。 |
初心者が楽しい | ◎ | シンプルなルールなので、すぐにできる。なおかつ、駆け引きや運要素もあるため、単調にならず楽しめる。 |
経験者が楽しい | 〇 | 全然楽しめる。スペシャルルールという追加要素も準備されており、マンネリにさせないという配慮もされている。 |
子供が楽しい | ◎ | 足し算、掛け算などができればルール上はできると思うが、駆け引きができる年齢でないと本当の意味では楽しめない。ただ、その条件を満たせば、ずっと遊んでいられるゲームだと思う。実際、小中学生に遊んでもらったところ、2時間ひたすらこれで遊んでいた経験あり。 |
大人が楽しい | 〇 | お酒を飲みながらや子供と一緒になど、どんなシチュエーションでも遊べると思う。保守的な人、積極的な人など性格がまちまちなグループでやるとさらに楽しめると思う。 |
相手の表情を見ながら推理するのが楽しい。
(ざっくり)ルール解説
ざっくりルール解説です。大体の大まかな流れがわかる程度だと思ってください。
キャッチフレーズ「カードを見るな、顔を見ろ!?」の通り、対戦相手全員の表情をもとに推理していくゲームです。ざっくりルールを説明すると、場にある(みんなのおでこにある)カードの合計の数字を当てるというゲームなんですが、自分のカード(数字)が分からないというのが、このゲームの面白いところです。
ゲームの目的
自分以外のプレイヤーのカードを見て、少なくとも何匹のコヨーテがこの場にいるのか推理します。もしも宣言した数だけいなかったら・・・・コヨーテに命を奪われてしまします!インディアン、嘘つかない。コヨーテだって、嘘が大キライなのです。(コヨーテあそびかた より)
意訳:みんなのおでこに掲げている数字の合計を推理します。もし、宣言した数字よりも合計が大きい場合は、失敗!ライフを失います。
海外ボードゲームの説明書って、どうしてこんなに楽しく書かれているのだろう。
翻訳してくれた人に感謝です。
ゲームの進め方
1 | 一人に与えられるライフは、3つです。 (身代わり人形2体と自分自身の合計3) |
2 | カードをシャッフルして、山札にします。 |
3 | 順番を決めます。 (コヨーテの鳴き声が最もうまいプレイヤーが最初のプレイヤーとなる。) |
4 | みんなカードを引いて、数字を見ないように注意しながらおでこに掲げます。 |
5 | 最初のプレイヤーが自分が思う場の合計数よりも小さい数字を宣言する (最初のうちは、1などの数字が無難かな) |
6 | 次のプレイヤーは、前のプレイヤーが宣言した数字よりも大きい数字で、なおかつ、場の合計数よりも小さいであろう数字を宣言する。(これの繰り返し) |
7 | 前のプレイヤーが宣言した数字が場の合計数を超えていると思ったとき、「コヨーテ!」と宣言し、場の合計数の計算をします。 (トランプのダウト!と宣言する感覚と同じです。) |
8-1 | (宣言していた数字が場の合計数を超えていた場合) 数字を宣言していた前のプレイヤーのライフが1減ります。 |
8-2 | (宣言していた数字が場の合計数以下だった場合) 「コヨーテ!」と宣言したプレイヤーのライフが1減ります。 |
9 | 計算終了後、カードを捨て札置き場において、山札から新たに全員カードを引いて、4から再度スタートする。 (これを終了条件を満たすまで続ける) |
そもそも「コヨーテ」っていう動物が分からないのに、鳴き声の物まねって
さすが、海外ゲーム!
ゲームの終了条件
3つのライフを失った人から脱落し、最後まで生き残ったプレイヤーが優勝。
(正直、これだとゲームが長引くので、誰かが脱落したら終わりなど、各々で調整するといいかもしれません。)
ゲームのポイント
カードには、「基本カード」と「特殊カード」があります。
「基本カード」には、「コヨーテカード」、「兵隊カード」、「おばけカード」の3種類があります。
「特殊カード」には、「酋長(しゅうちょう)カード」、「キツネカード」、「ほらあなカード」、「夜カード」の4種類があります。
コヨーテカード | (数字20、15、10、5,4,3,2,1) | |
兵隊カード | (数字-5,-10) | |
おばけカード | (数字0) | |
酋長(しゅうちょう)カード | 場のすべての基本カードの数値を2倍にする | |
キツネカード | この場の最大のコヨーテカードの数値を0にする | |
ほらあなカード | 計算の際に山札から1枚カードを引いて、そのカードを計算に加える | |
夜カード | 計算終了後、捨て札置き場と山札を合わせてシャッフルし、山札を作る。 | |
各カードの裏面 | 各カードの枚数が分かるようになっている。山札はこの面が見えるように置かれている。 今までどんなカードが出たかを覚えておくことで、推理を有利の進めることができるはず! つまり、それを邪魔するのが、「夜カード」の役目。 |
追加要素
このゲームには、スペシャルルールと言って、ゲームに慣れてきた人向けの追加要素があります。
「SAME(セイム)」、「DOUBLE(ダブル)」、「REVERSE(リバース)」、「DRAW1(ドロー1)」、「CHANGE(チェンジ)」、「SHOT(ショット)」の効果を使えるというルールがありますが、これについては、ぜひプレイして体感してみてください。
これ追加要素を加えると、推理する難易度が跳ね上がります。その分、経験者でも楽しめるようになっているので、ぜひ体感してみてほしいです。
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