今回は、『ブロックス』というボードゲームを遊んでいきます。
ブロックスは、手持ちのブロックをより多く場に配置できた人が勝利という、とても簡単なルールで、子供でもすぐに遊べます。
ただ、駆け引きや戦略性もあるため、大人も楽しめるボードゲームです。
世界各国(50カ国以上)で遊ばれているボードゲームの一つで、日本では、マテル・インターナショナルから販売されています。
それでは、『ブロックス』のルール解説と実際遊んでみた感想を紹介していきます。
商品名 | ブロックス(blokus) |
プレイ人数 | 2〜4人 |
プレイ時間 | 15〜20分程度 |
対象年齢 | 8歳〜 |
ジャンル | 陣取りゲーム |
ゲームデザイン | Bernard Tavitian |
ブロックスとは?
ブロックスをざっくり説明
ざっくりどんなゲームか説明していきます。
ブロックスは、あるルールに従い、自分の色の様々な形をしたブロックを順番に置いていきます。
みんながブロックを置けなくなったらゲーム終了です。
最終的に、一番たくさんのブロックを置けた人が勝ち(=手持ちのブロックが少ない)というシンプルなルールのゲームです。
amazonでベストセラー
実は、このブロックスですが、amazonのボードゲームカテゴリーで長期間1位を獲得しているベストセラー商品です。
私も、アマゾンのランキングを見て購入した一人ですが、1位になる理由がわかる気がします。
子供でもすぐに分かるシンプルなルールでありながら、大人が本気で悩んで戦略や駆け引きをしながら遊べる「みんなが全力で楽しめる」というのが、ベストセラーの理由なのでしょう。
ブロックスの内容物
外箱がこちら
中身がこちら「ボード」と「ブロック」です。
ボードの大きさは、26cm×26cmで、縦横 マス分ブロックを置くことができます。
ブロックは4色(赤・青・黃・緑)で、それぞれ21種類の形があります。
ブロックは、1〜5マスで構成されています。
ブロックスのルールを解説
それでは、ブロックスを4人で遊んでみましょう。
Step:1 スタート
ボードの角にブロックを設置
まずは、各自好きな色を選びます。
そして、好きなブロックをボードの角に設置し、ゲームが始まります。
Step:2 コマの置き方
時計回りで、順番にブロックを置いていきます。
ブロックとブロックの角がくっつくように置く【重要ルール】
これが、このゲームで重要なルールになります。
角と角だけがくっつくように配置しないとダメです。(辺と辺がくっつくのはNG)
ただし、自分のブロックと相手のブロックの辺と辺がくっつくのはOkです。
このルールに従い、順番にどんどんブロックを置いていきます。
Step:3 ゲームの終了条件
ブロックが置けなくなると終わり
どこにもブロックを置けなくなると、そのプレイヤーはそこで脱落となります。
最終的に、全員がどこにもブロックを置けなくなった時、ゲーム終了です。
Step:4 点数計算の仕方
余ったブロックが得点
それでは、勝敗を決める点数計算です。
場に置けなかった手持ちのブロックのマス目を数えます。
マス目1つ毎に、「マイナス1点」となります。
一番マイナス点が少ないプレイヤーが勝利となります。
ブロックスを2人、3人で遊ぶ方法
2人で遊ぶ方法
2人で遊ぶ場合は、それぞれ2色のブロックを使ってゲームを進めます。
ブロックの配置は、対角が自分のコマです。
その他は4人で遊ぶときと同じルールです。
最終の点数計算は、手持ちの2色のブロックを合計します。
3人で遊ぶ方法
3人で遊ぶ場合は、余った1色を順番に交代してブロックを置いて行きます。
その他は、4人で遊ぶときと同じルールです。
最終の点数計算は、自分の色のブロックのみを計算すればOKです。
実際にブロックスを遊んでみて
みんなが楽しめる良いゲーム
対象年齢が8歳からと設定されている通り、小学生でも遊べるシンプルなルールですが、見た目以上に戦略が必要なゲームです。
そのため、いろんな年代の人が一緒に楽しめるとても良いゲームだと思いました。
私はあまりにもこのゲームが面白かったため、友人との旅行にもブロックスを持っていき、旅館でお酒を飲みながら夜な夜な遊んだこともあります。
残念な点
とてもおもしろいゲームですが、何点か残念だなと思う点があったので、紹介します。
持ち運びには向かない
ボードが折りたたみ式ではないため、旅行カバンに入れた時、かなり邪魔です。
3人プレイの時、少し不公平が発生する
余った色を交代でプレイしていきますが、その対角に位置するプレイヤーが他のプレイヤーと比べて、すこし不利だと思います。
理由は、交代でプレイするあまりの色については、それぞれ自分にとって都合の良いところにブロックを置いていくからです。
そのため、対角に位置するプレイヤーは、その恩恵があまりなく、序盤の陣取りで少し出遅れるため不公平があると思われます。
なので、3人でプレイするときは、場所を交代しながら遊ぶと良いでしょう。
先手プレイヤーが有利
陣取りゲームなので、どうしても先に場を埋めることができる先手プレイヤーが有利となってしまします。
不公平をなくすため、先手を順番で回していくことをおすすめします。
まとめ:何度も遊びたくなるゲーム
総合評価として、この『ブロックス』は、皆さんにおすすめできるイチオシのボードゲームです。
ぜひ、家族、友達とプレイしてみてください。
ブロックスは派生も多いので、是非探してみてください。
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